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不動産協会賞受賞作のご紹介

不動産協会賞受賞作のご紹介 (一社)不動産協会 関西支部

『不動産協会賞』は、当協会の社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物の中から、多くの方々に読んでいただくことにより、当協会が直面する幅広い課題についてご理解をいただくのに資する著作物を表彰するものです。


第6回『不動産協会賞』受賞作品(著者 五十音順)
◆『東京都市計画の遺産』

著 者:越澤 明

出版社:筑摩書房

内 容:首都大地震、防災への備え、神宮外苑と三つの東京オリンピックに関する考察、五輪へ向けた国際都市づくりなど示唆に富み、今後の都市のあり方を考えるにあたり、参考に値する内容である。また、東京における色々なまちづくりの歴史を豊富な資料や綿密な調査により、丁寧に描いており、東京都市計画論に関する資料価値としても高い作品である。 

◆『仕事と家族』

著 者:筒井 淳也

出版社:中央公論新社

内 容:女性が活躍するために仕事と家族がどうあるべきかという問題に真摯に向き合い、人口減少・少子化・高齢化・未婚化・女性の労働等をデータや諸外国との比較を通して、日本が抱える問題を明解に説いている。まちづくりを通してその様な諸課題に貢献していくことを目指す、不動産業界にとっても貴重な視点を提供してくれる一冊である。 

◆『新・観光立国論』

著 者:デービッド・アトキンソン

出版社:東洋経済新報社

内 容:『日本を救うのは「短期移民(外国人観光客)」である』「観光立国」となれるポテンシャルを持ちながら活かせていない日本は「もったいない」』と言う著者の提言は、長年外国人アナリストとして培われた客観的な分析力と、文化財保護を社業とする伝統企業の代表者としての独自な視点から提示されたものであり、我が国の持続的な成長のため、魅力あるまちづくりを目指す上で役に立つ示唆に富む。


一般社団法人 不動産協会 
http://www.fdk.or.jp/