管理組合だより

NO.8 旭区・淀川パークハウス管理組合

1,000戸近くのマンモス団地も
活発な広報活動でグッドコミュニケーション

この3月で創立30周年を迎える淀川パークハウス(村本祥孝理事長)は、淀川沿いに広がる7棟・980戸のマンモス団地。昭和48年の竣工当時は民間で日本一の規模でした。2,500人近い人たちの生活となると運営もさぞ大変ではないかと思われますが、ここではうまく行われているようです。その秘けつはというと、どうやら情報の共有化、つまり広報活動のすばらしさにあるようです。

● 月刊広報誌、新年特集号で173号に

 広報活動の“要"となっているのが、B5サイズ10〜12ページの月刊広報誌『よどがわ』。今年1月の新年特集号で173号の発行となりました。昭和51年10月のスタート時には自治会としての発行で、ガリ版刷りでしたが、今は、写真やイラストをふんだんに使った立派な小冊子スタイルになっています。
 昭和60年の管理組合発足後、自治会と連携を強める中で、広報誌も“記録性とニュース性”を重視し、管理組合と連合自治会の連携をバックアップすることが編1集方針に加わりました。昭和63年8月には誌面も一新、名前も『よどがわ』となったのです。今では月初めに管理組合の理事会があり、すぐ後に連合自治会も開催されます。翌月には、それらの会議内容や活動状況が写真やイラストを交えて分かりやすく誌面に紹介されるので、居住者は常に管理組合や自治会の動きが把握できるようになっています。
 今年は創立30周年に当たるので、春のコンサートを皮切りに、夏、秋と記念事業を予定、居住者相互や周辺地域との一層の交流がはかられることでしょう。

● めざすは全員参加の誌面づくり

 広報誌『よどがわ』には、さまざまな工夫があります。
 まず、メイン記事となる管理組合ニュースや連合自治会からのお知らせが、平易な文章で端的にまとめられている こと。顔を覚えてもらうため、理事長や会長、グループ活動の代表者、管理事務所のスタッフらは写真で大きく載せています。グループは、女性会や子供会、七寿会など7グループあり、会長はもちろん、メンバーにも記事を書いてもらいます。消防訓練や救命講習会といった組合活動ばかりでなく、防犯やインターネット関連、夏祭りやふれあいサロンの紹介など、全員参加の誌面づくりをめざしています。

● 情報収集のコツは広報誌専用の原稿用紙から

 広報誌『よどがわ』には、さまざまな工夫があります。
 まず、メイン記事となる管理組合ニュースや連合自治会からのお知らせが、平易な文章で端的にまとめられている こと。顔を覚えてもらうため、理事長や会長、グループ活動の代表者、管理事務所のスタッフらは写真で大きく載せています。グループは、女性会や子供会、七寿会など7グループあり、会長はもちろん、メンバーにも記事を書いてもらいます。消防訓練や救命講習会といった組合活動ばかりでなく、防犯やインターネット関連、夏祭りやふれあいサロンの紹介など、全員参加の誌面づくりをめざしています。

● 編集は趣味に走らず、写真は季節感を重視

 『よどがわ』の発行部数は1,200部で、一般住宅980戸と商業棟の店舗はもちろん、行政や隣接地で付き合いのある人たちにも配布されています。
 最後に、広報誌の発行を成功させるポイントを聞くと、「編集は趣味に走らないこと。できるだけ写真を載せることですね。個人でいやがられたらグループ写真でお願いします。名前も掲載した方がいいのですが、必ず了解を取ります。写真はできるだけ季節感を出し、人物は撮りだめしておくと、誌面に空白ができたときに役立ちます」と、経験に基づいたアドバイスをいろいろいただきました。また『よどがわ』は、写真好きな居住者のお一人、植松 訓さんの作品集から選ばれた季節感のあるカットで表紙が飾られており、思わず読んでみたくなるような体裁になっています。
マンション概要 所在地:大阪市旭区太子橋3丁目
建築年 昭和48年 構造・規模 SRC造・11階建
棟数・戸数 7棟・980戸 駐車場台数 460台
駐輪場台数 1,000台 付属施設 集会室・管理事務所
役員体制
役員任期 1年 役員数 22人
選出方法 輪番制・立候補制